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く実習する部分が要所要所にあり、研修効果をよりいっそう高めたのではないかと思います。ただ、日程的には慌ただしさを感じました。例えば講義の際、かなり時間を気にされて急いで話されていた講師の方もいらっしゃったように思います。そんな時、「もうすこし時間にゆとりがあればまだまだお聞きできたのに・・・」という気がしました。これは、研修生個々の興味がどの分野にあるかどうかによっても違いはあると思います。しかし、駆け足で終わるよりじっくりと、という気持ちは私だけでは無かったのではないかと思います。今回は浅く広く学ばせていただいたように思いますが、もしも第2弾が開催されるとしたら、研修生が幾つかのテーマについて選択することができればもっと充実した内容になると思います。この研修では新任研修以来、初めて一般の高校教員と寝食を共にしましたが、彼等の中にも結構、海について興味や関心をもっている人が多いということがわかりました。海のプロ!?として負けずに頑張らねばという思いです。
研修が終わって3週間近く経ちますが、今考えても本当に夢のような4日間であり、10数年ぶりに学生気分に戻ってリフレッシュできました。(内心、こんなに楽して良いのだろうか・・・と思いました。)私は今後も水産教育を続けて参りますが、水産に限らず広く海について興味・関心にある若人のため努力して参る所存でおります。特に、潜水については機会を見つけて、勉強させていただきたいと思っておりますので、その節はよろしくお願い申し上げます。
最後に、海洋科学技術センターの益々のご発展並びに職員の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
坂下 嘉章 北海道知内高等学校
竹内さんならびに多くのスタッフの方々の献身的かつ意欲的な援助により、有意義な研修をさせていただきました。
このスクールプログラムは教員対象として、全内容が満足のいくものでした。
さらには、ビデオ情報を後ほどいただけるということで、高校にもどって授業で生徒らにみせ、語って伝えたいと思います。
研究事業のみならず、研修事業に力をいれていることを知り、センターに親しみを感じました。そちらを拡大させていただくとありがたいのですが、そうなると今回のようなセンター内の多くの所からの協力は負担になってしまうためにできないでしょうし、、、、、、、、。
佐々木 守道 羅臼高等学校
こんなに充実した研修を、しかもお金まで出してもらい、光栄です。北海道に住んでいると(特に私の場合ラウスですので)最先端の研究に触れることはほとんど「無」です。ですから、このように日本の、いや世界のトップクラスの研究を目の当たりにできて、しかもいろいろなものを体験させていただいて感動しています。こういう研修には、特に北海道の郡部の教員は飢えていますのでどんどんやってほしいと思います。機会があれば、ぜひまた来たいと思いますので、よろしくお願いします。
係の方々、そして講師の方々には本当に良くしていただき、ありがとうございました。その苦労にむくいるため、高校に帰ってよい理科教育をしていきたいと意気込んでいます。

 

 

 

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